強さに対する恐怖、それが生む光と影[ヒプステBAT vs M感想]
加藤大悟くん!!!!!!!!!!!!!(挨拶)
皆様🙋♂️
— 加藤大悟 (@katodaigo0919) 2022年12月15日
『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage《Bad Ass Temple VS 麻天狼》
本日もありがとうございました🥺
明日は1公演!!
頑張りますっ!!!#ヒプステ#四十物十四 pic.twitter.com/nBva4okv7p
ミュージカル『刀剣乱舞』
— 加藤大悟 (@katodaigo0919) 2022年3月13日
~江水散花雪~
大千秋楽を無事終えることができました。
『幸』
この文字が1番強く頭に思い浮かびました 。
宝物です。
本当にありがとうございました。
そしてまんばちゃん。
出会えて本当に幸せです。
これからもよろしくお願いします🙇♂️#刀ミュ#山姥切国広 pic.twitter.com/zQEUBb0PkQ
ミュージカル『刀剣乱舞』〜江水散花雪〜の山姥切国広を観て大悟くんに興味を持って、舞台ヒプノシスマイクTrack.3を視聴したのが今年2月のこと。
まさかミュの山姥切国広よりも先に、ステの四十物十四くんを生で観ることになるとは。けど行ってよかった。最高でした。
ありがとう舞台ヒプノシスマイク。
私が入ったのは12月3日のマチソワです!
楽しかった〜〜!
今回、お話の主題は「神宮寺寂雷と天国獄」の関係に絞られていました。
中学時代からの同級生だった二人は、大学生の時に決別しています。
研修医として海外に行き『世界の闇』を見た寂雷。
対して、獄の方はその時期、兄の自死がいじめによるものだと知り、医師を志す道から弁護士へ転身しています。
神宮寺寂雷と天国獄の関係について描かれているのは「過去からのchaser」です。
しかし、原作ではすぐにラップバトルが展開され、決着がつかないまま再会を終えたのに対して、ステでは二人の和解まで描いています。
そのぶん、寂雷の苦悩が深く掘り下げられていました。
そしてそれを描くにあたって、前述の獄の兄に関するエピソードまで触れていました。
こちらは「和衷共同」に出てきます。
原作では、復讐したいと思い悩む獄の葛藤に寄り添ったのはチームリーダーの波羅夷空却でした。
ステの方では、獄はその葛藤をすでに乗り越えているようです。代わりに、寂雷への劣等感がこれでもか!と言うほどマシマシにされてました。(*1)(*2)
テーマを絞り、獄が寂雷に対して抱く劣等感に焦点を当てると、おのずと、寂雷の苦悩が映し出されます。
寂雷に限らず、ヒプノシスマイクって「強者の孤独」が強調されているな、と常々感じています。(*3)
ここでは(というか私は)、「強者」を「意志の強い者」と定義しています。
ヒプノシスマイクには本心しか乗せられないので、意志(意思)の強さが必要です。
つまり、マイクを使って戦うメインキャラクターたちは必然的に、「意志の強い者」となるわけです。
「強い意志(意思)」には、他者の意見を捻じ伏せるような力があるので(他人の意見ごときでは曲げないので)、共感を得づらいという側面があります。
強い意志(意思)が共感を得るためには、伝わるように話すだとか相手の気持ちに寄り添うだとか、プラスアルファ、技術を要します。
ただ仲良くやっていきたいだけなら、自分の意思はほどほどにして相手に合わせていれば良い。
でも、ご存じのとおり、それを続けているといつしか自分の意思がわからなくなる。
ーーという心配をする必要もないほど、ヒプノシスマイクのキャラクターたちはバンバン自分の意志(意思)を貫き通しています。
最高。見ていて気持ちが良い。
ですが、どうでしょう。
キャラクターとして見る分には好感を抱く神宮寺寂雷の人間性も、実際に関わるとどうでしょうか。私ならイラッとする。めっちゃ腹立つもん。「私が救う」って言うな何様やねん!!!!!てなる。
(この辺の私の価値観は空却と同じ「救うなんておこがましい、ただ補うだけ」です)
価値観の対立とまでは行かずとも、もしも寂雷が身近にいたら、遠巻きにすると言う人が多いんじゃないでしょうか。中学生の頃の寂雷がクラスでされていたみたいに。
強者は、怖いから。
こちらの意見を捻じ曲げる強さを持っているから。
「意志の強い者」には関わりたくない。そう思う方が多数派でしょう。
そんな寂雷の孤独を和らげたのは、同じく「強者」たる天国獄でした。
と、原作で描かれていたものが、今回のステではフィーチャーされています。
ステ、寂雷が好きなのかな。
思えばTrack.2でも寂雷を中心に物語が描かれていたんですよね。動かしやすいのかな。脚本的に。
原作を聴いた時点でもすでに好きだった寂雷が、ステを観てもっともっと好きになりました。
現場でずっと追ってたよ。鮎川太陽くんの寂雷…!(加藤大悟くんは?)
あと、独歩〜〜〜!
井出卓也さんの観音坂独歩、めちゃくちゃ良くないですか?急にキレたり叫んだりするとこ、めちゃくちゃ独歩だった。
2部のライブで、最初はおそるおそるリンライを振ってたのに後半はヘドバンかましてるところも、独歩〜〜!すぎました。好きだ。
加藤大悟くん!!!!!!!!!!
良すぎた〜〜。
まさか十四のソロがあると思わなくて?!?!!!!!!
マチソワ両方泣きました。ほんとに。現場で泣いたの初めて。
(バナステとパライソは現場行くまでに配信を観まくってたので泣けなかった。初見の衝撃って大事。)
大悟くんにバラード歌わせるのやめてもらって良いですか!!!!!!!
嘘。もっとください。
江水でもステんばソロ「花の雨 君の名残」が良すぎて
(岡宮来夢くんが鶴丸国永を初めて演じた時の「真白な鳥」に印象を重ねて)
この子かわいい!気になる!で舞台ヒプノシスマイクTrack.3を観たのが“““始まり”””だったので……。
加藤大悟くんのバラードは私を狂わせる。
もっとください。狂うの、すごく楽しいので。
楽しかったよ〜〜!
ありがとう舞台ヒプノシスマイク。
次のシブヤvsヨコハマもチケット取れてるので、行きます!!!!!
来年の現場予定、すでに3つある。やば〜。
(進撃の巨人もSPY×FAMILYも行きます!)
*1
天才に対する劣等感…?それでもなお天才と対等でいたい??????
見たことある構図だな………………?
獄が冒頭「公開処刑」と歌うんですけど、コンビ時代の盧笙も簓に対してそんなふうに思ってたのかな〜?!て思っちゃった。
なんか、すごい、重ねてくるじゃん?
寂雷と獄を…簓と盧笙に…。
私がどついたれ本舗のオタクだから過剰反応してるだけですか?
気をつけろ私は認知が歪んでいます!!!!!
*2
ちなみに、「錆びつけば進めず、臆すれば誇りを失う。故に我々は己に否を焼べ、火を灯し続ける」 の方はほとんど触れてなかったです。
好きなんだけどな〜!あの話な〜!独歩もかっこいいし。
仄仄のあのムカつくキャラがめちゃくちゃ好きだから、ステだとどうなるのかな〜声だけかな〜と楽しみにしてたぶん、ちょっと残念ではあった。しゃーない!!
*3
オフィシャルガイドブック特典のドラマトラック「山雨来たらんと欲して風楼に満つ」では、作中世界においてクーデターを成功させ政権を握る東方天乙統女というキャラクターの過去が描かれています。
男尊女卑の社会で育った彼女は、父親から「女が口を出すな」と言われてきました。母親に助けを求め、それをなんとも思わないのかと問うシーンが強烈で……!乙統女が理屈を述べて意思を問うと、母親は、「それは殿方がすること」と優しく答えるのです。
そんなことあるか?!せめてお前は理解に努めろ!母親だろうが!!!!!強者の孤独〜〜〜!