め〜っちゃ遅くなったんですが、「進撃の巨人」-the Musical-の感想です!!!
(くるむくんがエレン!と解禁されてから履修した原作の感想はこちら)
まずは全体的な感想から。
音楽がふんだん!!!ショー!という感じでした。すごい豪華なので現場でみてよかったな〜としみじみ。
進撃ミュに限らず、植木豪さんの演出は現場で観てこそだと思います。(*1)
序盤、民衆の訴えはグランドミュージカルっぽい演出でした。巨人に襲われ、兵団への不満が爆発し、その怒りや悲しみのハーモニーが歌を奏でる…。
話が展開されていき、原作と同じように、エレンは兵団に入ります。
その訓練風景がヒップホップで演出されてるのが、ウワーッ!植木豪さんだー!という感じ。ジャン役の福澤侑くんのダンスを生で観られてうれしかったです。
それに何より、くるむくんのバキバキダンス!初めて観たのでテンションあがりました!刀ミュもめちゃくちゃ踊るけど、ヒップホップ系のダンスではないですもんね。初めて観た〜〜!
全体を通して、ブルステに似てるなーと思いました。
舞台ブルーピリオドは三浦香さんの演出でしたが、今回、その香さんが作詞のスタッフとして参加されてるんですよね。ほかにも、美術、美術助手、技術監督が同じスタッフさんでした。
だけど、同じスタッフさんが多いから、というよりは、今回の演出の植木さんとブルステ演出の三浦香さんの持ち味が似てるのかな〜と思いました。
魅せ方がうまくて、原作がわからなくても楽しい!と思えるような構成や画作りのような気がします、二人とも。
お次に内容の感想です。
今回、ミュージカルで描かれていたのは最序盤のみでした。
進撃の巨人の担当編集者であるバックさんが、続編を窺わせるかのようなツイートをなさっていました。
「進撃の巨人」-the Musical-
— 漫画編集者・川窪 (@ShingekiKyojin) 2023年1月24日
全上演が終わりました。
6年間ありがとうございました。
僕は、また同じメンバーでやりたいと思っています。
今回、作中でもアニの名前だけは出ていたので、続編には出るんじゃないかな!!と思います。出てくれ〜!観たい。
満を持してアニ・ライナー・ベルトルト、そして、ユミルやクラスタも登場するとして。そうすると、クリスタが女王になるまでやった方が区切り良いし前後編になるのかなあ。
でも、今回が「穴を塞ぐぞ!」で終わったので…。原作をどう区切るとしても、脚本の畑雅文さんがきっとうまいことまとめてくれるにちがいない。
(バナステの脚本も前編と後編だけなのに綺麗にまとまってたので…!)
そう。ちょっと思ったんですよね。ここで終わる!?って。だけどエンディングの歌やダンスが、物語全体を象徴するかのようなショーだったので、すごいシンプルで焦点のわかりやすい構成だなーという印象でした。
岡宮来夢くんの役作りの姿勢が大好きなんですけど、なので、今回あんまり演技をみせるような舞台じゃなかったのがちょっとだけ残念でした。
エレンが母親を失った悲しみとか、同期たちが閉じ込められる絶望とか、もっと浸りたかったな。あっという間に捌けていくので、あ、あれ…?と戸惑ってる間に場面転換しちゃった。
今回も演じる上での考えや気持ちをニコ生「くるむるーむ」で聴けてうれしかったです!
(「自分がある日理不尽に狙われて正当防衛で殺してしまったら」から、エレンの気持ちについて深めていったそうです)
ずっとクライマックスが続く作品だから初日から全力で歌って踊った、とも仰ってて、ワァ…ッ!となりました。過保護オタクだから。
私が観たのは初日マチネだったので、くるむくん、「若さ」「青さ」の表現を調整してるのかな〜と勝手に感じちゃったせいもある。ファンタスティックスの歌稽古で、鶴丸の後だったから「貫禄ありすぎ」と言われて歌い方模索した、って仰ってましたもんね。
次のSPY×FAMILYも、ユーリは「若さ」「青さ」のあるキャラクターなので…。どうかな〜!?楽しみです。観に行きます〜〜!
*1
アクターズリーグ in Gamesも、円盤で観て現場でみたらもっと楽しかったんだろうな〜と思いました!今年もありそうなので行きたいんですが…ヒプマイが…3rdバトルがあるから……。
もちろん、ヒプステも生で観た方が絶対絶対楽しいです。3月のシブヤvsヨコハマも行きます〜〜!二年ぶりの水江建太くん!!!!!
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(私は舞台ヒプノシスマイクが大好きです。)