YGCB2021 大千秋楽 感想



チャリブラみ〜〜〜たよ!のテンションで4/23に書きました。


2階席だったので正直生の推しだ!ていう興奮はあんまりなかったんですけど、双眼鏡で見ていたら岡宮来夢くん、まじでどのシーンも表情も動きも全部が可愛くて幼児性の奇跡という気持ちで頭を抱えてました。

推し補正もあるかもだけど、ライナスくるむ6歳児にしか見えなくてびっくりしたんですよ。
指しゃぶりと安心毛布を手放せないアカチャン感と、本から得た知識を披露したくてたまらない面倒なとこの塩梅が絶妙でした。抱きしめたい…しか残らんのよ…感情…。

キャストのみなさまもめちゃくちゃうまくて子どもにしか見えない。役者さんってすごいですよね。
アッキーさんがおもしろすぎて、1対1で絡むシーンが多くてアドリブで振り回される花村さんと愛夏ちゃんは大変そうだな、と思いました。
「きみはいい人、チャーリーブラウン」は今回が初観劇だったので、スヌーピーを成人男性がやるってどういう?!って思ってたんですが、アッキーさんのスヌーピーをみたら納得しました。スヌーピーが俯瞰で冷静そうにしてるのにめちゃくちゃ間抜けみたいなキャラクターとして昇華されていて原作に忠実だったんですよ。役者さんってすごいですよね。ほんと。

原作の4コマ漫画を活かしたような、1〜2分程度のセリフの掛け合いを歌とダンスで演出するという構成でした。つまり、ほぼ歌。歌の説得力が強めのミュージカルなんです。
このキャスト6人に推しが選ばれたという誇らしささえありました。うれしいね。
推しの故郷である長野での大千秋楽で観ることができて本当によかったです。

「幸せはどこにでもある、君が愛せば」ってセリフが押し付けがましく感じてあんまり好きではなくて、実は内容には期待はしてなかったのです。
でも観劇して、そうか、ピーナッツっていうアイロニーが効いた世界観だからこそ響くセリフだったのかもしれない、と考えを改めました。
すごく素敵なミュージカルでした〜!
何回でも観たいので円盤化を切に望むけど、版権の問題は仕方ないね。でもまた観たいよ〜!

そして、付記として。
カテコで自分へのバースデーソングを歌うよう無茶振りされてなぜかオリジナルの即興ソングを歌い出した岡宮来夢くんを見て頭を抱えました。共感性羞恥の方で。好きな人が無茶して滑って居た堪れなくなると、痴人の愛谷崎潤一郎)のダンスパーティーを思い出すんですよね。くるむくんそういうとこある。好きです。


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